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現在のプロジェクト

 

下町プロジェクト(2014-)

新潟市中央区にある下町地域は、新潟湊の文化を色濃く残す歴史的市街地です。本研究室は新潟をホームタウンとする大学の研究室として、2050年の新潟の将来像を描きながら、下町地域の都市空間の基礎的調査とまちづくり活動の支援を、まちづくり組織「みちLab.」と協働で行っています。

先斗町プロジェクト(2014-)

京都市中京区先斗町は、京都五花街のひとつで、鴨川に向って並ぶ納涼床の風景などで有名な町です。近年、地元住民の努力によって屋外広告物の撤去やデザインレビュー、界わい景観整備地区指定など多くの成果を上げています。本研究室では、先斗町まちづくり協議会や京都市などと協力しながら、「先斗町らしさ」とは何かを見つめて、町の歴史や花街としての特性について研究を行っています。

​助成:科研費(代表:岡崎篤行)(2016-2020)

函館プロジェクト(2016-)

北海道函館市は開港五港の一つであり、日本有数の観光都市です。歴史的市街地が残る西部地区は多くの地域資源に恵まれる一方で、住環境は悪化しつつあります。また、西部地区以外の歴史的市街地の評価も十分ではありません。函館プロジェクトでは、工学院大学などと連携しながら、函館の観光と住環境に関する調査を展開しています。

助成:科研費(代表:野澤康)(2016-2019,2019-2023)、科研費(代表:池ノ上真一)(2016-2019)

鞆の浦プロジェクト(2020-)

広島県福山市鞆の浦は、日本の近世港町の五要素が全て残る港町として世界的にも高く評価される歴史的市街地です。長い間、埋立架橋の問題が続いてきましたが、その背後では歴史的町並みの保全が継続的に展開されてきました。本研究室では、立教大学などと連携して、鞆の浦の歴史的町並みの保全を行ってきたまちづくり活動の全容を明らかにするために調査を行っています。

助成:第一生命財団(2020)

過去のプロジェクト

 

宇奈月プロジェクト(2015-2017)

富山県黒部市宇奈月温泉は、黒部川の電源開発の基地であり、富山県最大の温泉街でもあります。かつては60万人を数えた観光客数は30万人まで減少し、温泉街の衰退が喫緊の課題となっています。宇奈月プロジェクトでは、地元の女将さんたちと協力し、良好な景観づくりから温泉街の価値を高めることを目標に、資源発掘調査や情報発信の仕組みづくりに取り組みました。この成果は2冊の報告冊子と1編の論文にまとめています。

参加メンバー:牧あけり・伊藤涼祐・沢畑敏洋

助成:旭硝子財団(2015-2017)

城端プロジェクト(2014-2019)
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富山県南砺市城端は、五箇山で産出された生糸を用いた絹織物で栄えた歴史的市街地です。町家や土蔵、絹産業遺産が素晴らしい町並みを形成していますが、一方で空き家の増加が深刻化しています。城端プロジェクトでは城端および近隣地区の歴史的環境を調査し、その魅力を発見・発信してきました。2019年度には都市景観大賞優秀賞を受賞しました。

参加メンバー:中島滉貴・渡邉夏帆・宮島悠夏・木原佑希子・花田脩之・前佛泰志・佐藤舞子・鈴木健斗・畠山結・殷梁珺

​助成:日本建築学会北陸支部(2014)・生協総研(2016-2017)・LIXIL住生活財団(2016-2017)

岩室プロジェクト(2016-2020)

新潟市西蒲区岩室温泉は、新潟市内に唯一存在する温泉街です。温泉街を中心として、住宅街・農村地域・里山など多様な景観的要素が混在しており、独特の文化的景観を有しています。岩室プロジェクトでは、まちづくり組織「みちLab.」および「NPO法人いわむろや」と協働して、岩室の歴史的景観の基礎調査とサイン計画の提案を行いました。

 

参加メンバー:佐藤宏樹・前佛泰志・鈴木健斗・押野友紀・阿部由香里・宮下拓也・小林恭也・張家瑞

燕吉田プロジェクト(2017-2020)

新潟県燕市吉田地区は西川の舟運で栄えた在郷町であり、金属加工で有名な燕市の北東部に位置します。新潟大学は燕市と包括連携協定を締結しており、燕市内の企業とインターンの受け入れ等を進めています。燕吉田プロジェクトでは、吉田地区に増える空き家の再生スキームを作るために様々な社会実験を展開しました。

参加メンバー:佐藤宏樹・佐藤舞子・沢畑敏洋・前佛泰志・陳鋮・鈴木健斗・畠山結・阿部由香里・殷梁珺・宮下拓也・渡辺翼

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